小網町短信

第6回 2013.1.31

仙台メディアテーク 写真

◆映文連アワード2012仙台上映会を開催

1月14日、仙台メディアテークにて、仙台で初めての映文連アワード上映会を開催しました。
当日は、希にしかぶつからない“爆弾低気圧”に見舞われ、朝から何と大雪。
杜の都・仙台の定禅寺通りのケヤキ並木もすっかり雪景色。市内には20㎝の雪が積もりました。ケヤキの枝を白い雪が包み、とても綺麗でしたが、客足には大きく影響し、訪れる人も少なく、ちょっと残念な結果に終わりました。
「せんだいメディアテーク」は、ご存知、建築家の伊東豊雄さんが設計したガラス張りのモダンなデザインの建物。完成当時の2000年には、多くの建築賞をもらっています。一昨年3月、東日本大震災の震度6の揺れに一部天井が落下するなど、被害はあったものの建物は大丈夫でした。上映会は、その建物の7階スタジオシアターで開催しました。


上映作品は、過去の受賞作品も含めて10作品。科学作品を中心としたAプログラム「子供たちの未来へ」、グランプリ受賞作品のBプログラム「感動・人間ドキュメント」、今年度の東北関係の受賞作品のCプログラム「震災を越えて」の3プログラムを組みました。観客数は少なかったのですが、こんな感想が寄せられました。
「子供たちにぜひ見て欲しい内容ばかりでした」
また、『生きもの 金子兜太の世界』には、
「この作品はズバリ、自分にとって生きる原点、命の大切さを感じました」
「俳句表現者としての人間的魅力を引出した映像でとても感動的。本人しか登場しなくても自然な形で語りがあって心に響くものでした」


このあと、映文連アワード上映会は、2月1日に大阪の中央電気倶楽部で開催。
2月16日に沖縄の桜坂劇場で、2月19・20日は、札幌シアターキノで上映会を開催します。1月から2月、真冬の時期の開催とあって、もっと条件の良い時期に、という声もありますが、4月から新たな募集を行うため、今期中3月までの開催となります。
どうか、受賞作品を、一人でも多くの方々に見て頂くことを願っています。

事務局 kiyo

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