小網町短信

第4回 2012.4.9

桜 写真

◆映文連アワード2012募集開始

東京の桜が開花しました。今年は気温が低かったせいか、約1週間遅れです。
日本橋小網町の、日本橋川河岸の小さな児童遊園の桜の木も満開、今は工事中なので花見の風情はいまひとつですが、この4月、そんな小網町の事務局からコラムの名称も変えてスタートすることになりました。


「映文連アワード2012」の募集が先週4月2日から始まりました。
第6回を迎える、今年のコピーは、“この時代を…、愛してる”。
昨年は、未曾有の東日本大震災に見舞われ、そして福島原発の事故。
復興の緒についたばかりでこれから先も幾多の困難が待ち受けていると思われます。
前途は決して明るいとは言えないこのような時代でも、私たちは時代を受け入れ、
正面から向き合い、前向きに生きて行くべきではないか・・・。
日本再生と可能性を感じさせる映像コンテンツを発信して行こうではないか。
そんな「時代との共鳴」、「時代への意思」を込めています。


今年のポスターデザインも某制作会社の若手クリエーターが創ってくれました。
コピーは、昨年に続き、モリオカくん。入社5年目のコピーライターです。
デザインは、イシハラさん。油絵の得意な入社2年目の若手デザイナーです。
鬱蒼たる緑生い茂る森に潜む生き物たちは、何を思う・・・。


映文連アワードも5年経過し、今年で6回目。
応募作品は、その時々の社会や経済状況を反映してきました。
アワードには、3部門ありますが、
コーポレート・コミュニケーション部門に応募される企業映像は、
経済状況が悪いと企業の発注が減るためか、やはり作品数は減少します。
しかし、教養を目的とする作品や社会性のあるテーマを伝えるソーシャル・コミュニケーション部門の作品数はそれほど影響を受けません。
特にこの1年は、震災という状況を受けて、被災地にカメラを持ち込んで数多くのドキュメンタリーが制作されています。
今年はどんな作品に出会えるか、この時代だからこその作品もあると思います。
どうか皆さん、ふるってご応募ください。

事務局 kiyo

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