2016年3月03日 映文連 著作権セミナー(3月22日)開催のご案内
放送番組や映像コンテンツがインターネットで配信される状況が増加しています。ネット配信される場合の著作権処理について、映像や音楽、出演者等の権利処理に関して、ビジネスとしてネット配信を活用する場合と、既存の作品をネットに上げる場合の両面から、最新事例を引きながらお話いただくセミナーを開催いたします。
- 日 時 :
- 平成28年3月22日(火)午後18時~21時
- 会 場:
- (株)クリーク・アンド・リバー社 2Fホール
東京都千代田区麹町2-10-9 C&Rグループビル
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅3a番・4番出口より徒歩2分
東京メトロ有楽町線 麹町駅3番出口より徒歩5分
http://www.cri.co.jp/about_us/map.html
- 定 員 :
- 60名(定員になり次第、締め切り)
- 参加料 :
- 会員 4,000円(1名・税込) / 一般 5,000円(1名・税込)
- 申込方法:
- 申込欄(下記PDFファイル)に氏名・会社名・連絡先(TEL・FAX番号又はメールアドレス)をご記入の上、
3月17日(木)までに、映文連事務局宛にFAXもしくはメールでお申し込みください。 - 申込先 :
- (公社) 映像文化製作者連盟
東京都中央区日本橋小網町17-18 藤和日本橋小網町ビル7F
TEL:03-3662-0236 FAX:03-3662-0238
info@eibunren.or.jp
◆Ⅰ 基調講演:コンテンツのネット配信と権利処理(18:00~19:00)
講師:日向 央 氏 (㈱TBSテレビ 編成局メディアライツ推進部 担当局次長)
1958年3月25日愛知県生まれ。1980年3月学習院大学法学部卒業。
1980年4月(株)東京放送入社。テレビ営業局CM部、報道局社会部勤務を経て、
1983年6月テレビ編成局契約部に配属。以降33年間、著作権、契約関係の仕事に従事する。
現在、(株)TBSテレビ編成局メディア・ライツ推進部担当局次長。
映像などコンテンツをネットに載せる場合、許諾を得る必要がある「権利者」は誰であり、また、許諾を得る必要のない「非権利者」は誰か。ここでは、コンテンツの制作から利用に関する権利を定めた著作権法の基礎とあらましをお話しするととともに、いま、実際に行われているネット配信で、文芸、音楽、実演、レコードなど、権利の種類ごとに、誰にいくらくらい支払っているのかについても、その概要をお話しします。
・ネット配信とは? 送信可能化と自動公衆送信~放送との違い
・ネット配信の禁止権をもつ人~著作権と著作隣接権者
・ネット配信に関し、権利をもたない人は誰か
・ネット配信で権利者に支払う料率~誰に、どれだけ? 等 (質疑応答有)
◆Ⅱ ストックフォト・映像に関わる諸権利(19:10~20:00)
講師:持家 学 氏 (ゲッティ イメージズ ジャパン㈱ エージェンシー営業部 部長 / ビジネス著作権検定 上級 取得)
・権利を少し理解すれば、ストックフォトは上手に使える
・よくある疑問とクライアント事例 等 (質疑応答有)
◆Ⅲ 音楽著作物の権利処理とその落とし穴(20:10~21:00)
講師:徳江 豊 氏 (㈱アフェアーズ 代表取締役 知財コンサルタント)
エンタテインメント業界に20年以上携わり、各種コンテンツの企画/制作/プロデュース/コーディネート及び、
それらに関わる著作権の獲得・管理・斡旋、又それらに纏わるエンタテインメント・ビジネスに於けるコンサ
ルテーション業務の豊富な経験と、高い実績を擁している。
・権利処理の手続きと使用料の徴収・分配
1)音楽著作物・権利処理の種類
2)使用料の徴収・分配の仕組み
・音楽の権利処理 ここまで必要・実例①【海外の映像に纏わる権利処理】
1)NASAが代表で製作したコンテンツを「Youtube」で配信した場合の実例
2)事前許諾と事後処理に必要な権利処理について
・音楽の権利処理 ここまで必要・実例②【国内の映像に纏わる権利処理】
1)ニコニコ動画において同じコンテンツ配信でも使用目的によって違う権利処理の実例
2)事前許諾と事後処理に必要な権利処理について
・音楽の権利処理 ここまで必要・実例③【国内制作物を海外で配信する場合の権利処理】
(質疑応答有)