2013年8月02日 あなたが選ぶ短編映像ベスト10
今年、映像文化製作者連盟は創立60周年を迎えました。
60年前、戦後の混乱もおさまり、日本が経済的にも立ち直りも始めた頃、視聴覚教育の振興が叫ばれるようになった状況下で、私たちの先達は「教育映画」を中心に短編映画をつくり始めました。その後、時代が変遷するなか、35、16 ㎜フィルム作品から、ビデオ、ハイビジョン、CG、デジタル作品へと進化する映像技術に支えられ、時には先取りして、社会や産業、科学技術、伝統文化や暮らしなど、さまざまな事柄を伝える膨大な作品群が製作されてきました。
その数は、映文連に作品登録されたものだけでも17,000 本余り、実際にはもっと数多くの短編映像が作られてきたと言えるでしょう。
映文連では、創立60周年特別企画として、過去60年にわたって製作されてきた短編映像の中から、「文化」「科学」「産業」などの各ジャンルから、1950年代、60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代と、年代ごとに優れた映像を選び出し、短編映像ベスト作品を上映し、広く一般の人々に向けて、短編映像の魅力をアピールしていきたいと思います。
つきましては、1950年代、60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代、各年代において、皆さんが最も素晴らしい作品であると思う短編映像をご投票ください。
尚、作品選考の参考にしていただくために、これまで映文連が紀伊國屋書店と共同企画を進めてきた「文化・記録映画ベスト100」や「ドキュメンタリー映像集成」第1期・第2期、ポーラ伝統文化振興財団シリーズ「伝統の技と心」第1期・第2期、2000年代以降は、「映文連アワード」を始め、主要な短編映像祭の上位受賞作品から約180作品を抜き出し、リストを作成しました。
勿論、リスト以外の作品をご投票いただいてもかまいません。
皆さんが選んだ作品と、有識者が選んだ短編映像作品とを合わせ、12月上旬に開催する60周年記念特別上映会「日本の短編映像ベスト10~短編映像にみる日本の60年~(仮題)」において上映する予定です。
(※但し、許諾の関係で上映できない場合もあります)
投票用紙(下記PDFファイル)に作品名をお書きのうえ、事務局までお送りください。
〆切は、9月10日(火)です。
どうかふるってご意見をお寄せください。